【京都初詣2026】おすすめする人気の神社仏閣ランキング10選
「 京都 初詣 ランキング 」
年の初めのイベントといえば初詣。毎年多くの人で賑わいます。
今回は2026年午年の京都で初詣におすすめする人気の神社仏閣をランキング形式でピックアップしました。
2026年午年(馬)におすすめ【藤森神社】

「馬」といって、京都で一番最初に思い浮かべるのは「藤森神社」。京都市伏見区にあります。
藤森神社は平安京遷都より遥か前、1800年もの歴史ある社で、祭神の神功皇后(じんぐうこうごう)によって創建されました。
毎年5月5日に行われる1200年以上の歴史のある「駈馬神事 (かけうましんじ)」が有名。
早良親王(さわらしんのう:桓武天皇の弟)が天応元年(781)に陸奥の反乱鎮圧のため、藤森神社にて勝利を祈願し出陣したことに由来。
駈馬神事が旧暦の午月午の日に行われることや藤森神社が都の午の方角(南)にある守護社であることなどから馬を守護する神社として古来から知られてきました。
また藤森神社は「菖蒲の節句」発祥の神社として知られ、菖蒲(しょうぶ)が勝負と発音が一緒の為、「勝運」の神社としても信仰されています。

藤森神社 不二の水
藤森神社本殿の左手前にあります。
藤森神社の「不二の水」は伏見の名水に数えられ、二つとない美味しい水という意味。
武運長久・学問向上、そして勝運を授ける水として信仰されています。

藤森神社参拝の際は是非飲んでください。
2026年午年(馬)におすすめ【貴船神社】


京都市の北部にある貴船神社の創建は不明。
ただ1300年前にはすでに社殿の造り替えの記録があり、平安京の遷都前から歴史があります。
貴船神社の祭神は水神である高龗神(たかおかみのかみ)。
雨乞い、雨止みの龍神様としても人々に崇められ、雨乞いには黒馬・雨止みには白または赤馬が献上されるのが通例で、記録は数百回に及びます。


生きた馬の代わりに「板立馬」を奉納したこともあったそう。
この「板立馬」が現在の「絵馬」の原型とされています。



貴船神社は「馬」に深い所縁のある神社なんです。


貴船神社のご利益
貴船神社のある貴船(きふね) は古来「氣生根」と書かれ、氣が生じる根源の地と考えられていていました。
氣が生じるところのため、 運氣が上がる『運氣龍昇』のご利益が期待できます。
そして、平安時代の歌人 和泉式部が夫の心が他の女性に移ったことを思い悩んでいるときに、貴船神社に参拝し復縁を願ったところ叶えられました。
それ以来「縁結びの神様」としても崇められるようになりました。
他にも所願成就などのご利益があります。
2026年午年(馬)におすすめ【上賀茂神社】


上賀茂神社は「馬」とのつながりが深く、2026年の初詣には最もふさわしい神社のひとつ。
京都市北区にある上賀茂神社はユネスコ世界遺産に登録されています。正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。
上賀茂神社の歴史は古く、はっきりとした創建は判っていないけど、7世紀末にはすでに有力な神社となっていて、その当時この辺りを支配していた賀茂氏の氏神を祀っていました。
平安京遷都以降は、国家を護る神社として朝廷から崇め敬われ、賀茂祭(葵祭)は天皇の勅使(使者)が派遣されて執り行われる祭でした。
その賀茂祭(葵祭)の前に行われる『賀茂競馬』が有名。
鈴を付けた馬が境内を疾走する勇壮な祭りです。


上賀茂神社の二の鳥居前の神馬舎の神馬(しんめ,じんめ)
上賀茂神社で毎年1月7日に行われる新春の祭事が「白馬奏覧神事」。
年の初めに白馬(古くは青馬)を見ると一年の邪気が祓われるという故事に由来し、宮中の儀式「白馬節会(あおうまのせちえ)」を神事化したものです。
神馬を曳いて大豆を与える「御馬飼の儀」や、神馬が境内を歩く「牽馬の儀」も行われます。
このように、上賀茂神社と「馬」とのつながりは古く、一説には乗馬発祥の地とも言われています。



2026年午年に、古から馬との深いつながりのある上賀茂神社へお詣りしてご利益をいただきましょう。


伏見稲荷大社


近畿地方の初詣で一番人出が多いのが「伏見稲荷大社」。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社。
稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域としています。
近年は「千本鳥居」が有名になり1年を通して外国人旅行者にも大人気の神社。
元々、稲荷神は五穀豊穣の神様。
ただ、中世から近世にかけて、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになりました。


宿泊して伏見稲荷大社の初詣に行くなら下記も参考にしてみてください。


八坂神社


京都で神社といえば、真っ先に思い浮かぶのが「八坂神社」かも。
八坂神社は京阪や阪急の駅からも近く、四条河原町からも徒歩圏内とアクセスが良い。



毎年、初詣はたくさんの人出で賑わいます。
京都の大晦日の風物詩「おけら詣り」から初詣のパターンもあり。
八坂神社の祭神は 「素戔嗚尊 ( すさのおのみこと )」。
ご利益は、病気平癒・家内安全・試験合格・良縁成就・商売繁昌など。




八坂神社のリアルタイムの混雑状況(年末年始のみ)
平安神宮


平安神宮は境内がとにかくめっちゃ広い ! !
その広大な境内の中に大極殿を中心として、左右に蒼龍楼・白虎楼が配置されています。
平安神宮は明治28年(1895)4月1日に平安遷都1100年を記念して創建。
祭神は、※1桓武天皇と※2孝明天皇。
※1 第50代天皇で奈良の平城京から長岡京を経て平安京へ遷都を実行。
※2 第121代天皇で幕末の変動期に在位。
平安神宮の大極殿は、平安京の大内裏の大極殿を再現 ( 5/8の規模 ) しています。



近くまで行くとかなりデカい。
初詣にふさわしい壮大な神社です。


清水寺


言わずと知れた世界文化遺産の「清水寺」。 東山の山腹に佇んでいます。
清水寺はとっても古いお寺。
平安京遷都以前の778年に創建されました。
清水寺の本尊は「十一面千手観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅかんのんぞう)」。
ご本尊だけではなく、清水寺で一緒にお参りしておきたいのが本堂の片隅にある「出世大黒天」。
なぜかというと、最初は清水寺の参詣道入口の片隅にあった普通の大黒さまが、移転の度に清水寺の中心部の方へ。
ついには本堂へと登りつめたことから、出世大黒天と呼ばれるようになりました。



あやかりたいですね。


初詣は神社へお詣りに行く人が多いと思うけど、お寺でもOKです。
北野天満宮


「天神さん」の愛称で知られている京都市上京区にある学問の神様 菅原道真を祀る神社。
日本中に約12000社ある菅原道真を祀る天満宮、天神社の総本社です。
地元では『北野さん』と呼ばれ、親しまれています。



初詣は受験シーズンの前だから、受験生やその家族は初詣と一緒に「合格祈願」をしておくといいのではないでしょうか。
合わせて、北野天満宮の七不思議で「落ちない大黒様」がおられるので、初詣と一緒にお詣りしておくことをオススメします(^^)


石清水八幡宮


天下分け目の天王山の合戦があったところ、ちょうど桂川・宇治川・木津川が並んで流れる辺りの南あるのが「男山」。
その男山の山上にあるのが「石清水八幡宮」。
平安京の南西 裏鬼門に位置し、平安京の守護を司っていた歴史ある神社。
石清水八幡宮の祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)・比咩大神(ひめおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう) 。
ご利益は、必勝祈願・国家鎮護・交通安全・安産・病気平癒。
特に、応神天皇は「八幡さま」とよばれ、勝利・必勝祈願の神様として武家からの信仰が篤く、鎌倉・室町・江戸と武家の政権が続く間に八幡信仰が日本中へ広がっていきいました。
ちなみに、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は石清水八幡宮から分霊して、鎌倉の鶴岡八幡宮を創建しました。




下鴨神社


京都の北から流れてくる賀茂川と高野川が合流して1本の鴨川になるところが鴨川デルタ。
そのすぐ北にあるのがユネスコ世界遺産「下鴨神社」。正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。
賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(上賀茂神社)の祭神である賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)の母親の賀茂玉依比売命(かもたまよりひめみこと)と、その父親である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀っています。
ご利益は、勝利の神、方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全、縁結び、子宝、安産、子育等。
平安京遷都以降は国家を護る神社として朝廷から崇拝されていました。


京都初詣2026 おすすめ人気ランキング まとめ
どうでしたか。京都で2026年におすすめする初詣の人気神社仏閣ランキング。
2026年は午年だから、馬にゆかりの深い神社が初詣におすすめです。
ちなみに、初詣は2つ以上の神社仏閣へ行っても、神社とお寺をかけもちしても問題ありません。



京都の初詣ランキング全ての神社仏閣にお詣りしてもOK。


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