「 雨宝院 桜 」
応仁の乱で西軍の山名宗全が陣を張ったことから名付けられた「西陣」にあるのが『雨宝院』。
京都でも他とは一味違う桜スポットで、背丈の低い遅咲きの桜が楽しめます。
雨宝院 桜 見どころ
京都市右京区にある仁和寺の御室桜と同品種のため樹の背丈が低く、桜の花を間近に感じることができます。
門をくぐった先で見られるのは箱庭のような風景。
雨宝院の狭い境内の中で、背丈の低い遅咲きの桜に包まれる不思議な体験。
上から桜を浴びているような感じです。
2024年は早めの訪問だったから、満開へはもう少し。
満開の時は桜で青空が遮られるくらい桜に覆われます。
満開の雨宝院の桜1 ( 2022年撮影 YouTube )
満開の雨宝院の桜2 ( 2022年撮影 YouTube )
雨宝院の桜はほとんどが低いんだけど、本堂周りに紅枝垂桜も植えられています。
紅一点で美しさがさらに映える。
御衣黄 (ぎょいこう)
「御衣黄」とは仁和寺が発祥の珍しい桜。
緑の花びらが特徴的で, 貴族の衣服の色に似ているため「御衣黄」と命名されました。
ただ、2024年に訪問したときに御衣黄は枯れてしまったことが記されていました。
残念!!
以下は記録として掲載しておきます。
2019年撮影
門を入って左側に御衣黄が植えられていました。
雨宝院について
北向山 (ほっこうさん) 雨宝院という真言宗のお寺。 「西陣の聖天さん」として親しまれています。
本尊の 「聖天 (大聖歓喜天) 像」 は821年に弘法大師が嵯峨天皇の病気平癒を祈願して安置されたもので、それが雨宝院の始まりとされています。
観音堂に安置される千手観音立像は重要文化財に指定されており、大師堂の本尊は汗をかくほど辛いことでも助けてくれるという 「阿吽あせかき弘法大師像」として知られています。
雨宝院 アクセス
上立売通智恵光院 (かみだちうりどおり ちえこういん) 西入ルにあります。
・京都市バス「今出川浄福寺 (青のマーク : いまでがわじょうふくじ)」バス停下車徒歩約5分
・京都市バス「千本上立売 (緑のマーク : せんぼんかみだちうり)」バス停下車徒歩約6分
詳しいアクセスを見る
市バス「今出川浄福寺」バス停へ
四条河原町から
四条河原町バス停はA~Hの合計8か所あります。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 | 51号系統 北野天満宮・立命館大学 行き 59号系統 金閣寺・竜安寺・山越 行き |
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D乗場 | 201号系統 四条大宮・千本今出川 行き 203号系統 西大路四条・北野白梅町・北野天満宮 行き |
下車 | 「今出川浄福寺」バス停下車徒歩約5分で『雨宝院』 |
市バス「千本上立売」バス停へ
京都駅前バスターミナル ( JR中央口前 ) から
JR京都駅の中央口 (京都タワー側) の前にあるのが京都駅前バスターミナル
A3乗場 | 6号系統 佛教大学・玄琢行き 206号系統 大徳寺・北大路バスターミナル 行き |
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下車 | 千本上立売バス停下車, 徒歩約6分で『雨宝院』 |
※京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表でご確認ください。万が一、間違っていたとしても、責任は負いかねます。予めご了承ください。
雨宝院 桜 2024 まとめ
2024年は雨宝院に訪問したのが早かったから満開まではあと少しだった。
雨宝院の桜は狭い境内で桜に包み込まれる感覚が良いところなんだけど、狭いだけに観光客が多いと満足感が減ってしまう恐れもあり。
混み合うのが嫌な人は観光客の少ない午前中、それも朝8時頃に行くことをオススメします。
ちなみに、私が訪問したのも8時ごろ。観光客は3人でした。
今年残念だったのは、御衣黄が枯れてしまっていたこと。
珍しい品種だけに京都でも見られるところは少ないんです。
過去の雨宝院 桜
京都 桜スポット
京都 桜モデルコース
京都 神社仏閣 関連リンク
所在地:京都市上京区智恵光院通上立売上ル聖天町 9の3番地
電話:075-441-8678
開門時間:9:00~17:00 雨宝院ホームページ
※ 拝観時間 ・ 拝観料等は変更されることがありますので, 寺院にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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