【2025年最新版】智積院の紅葉見ごろ/過去4年の実際の訪問データから予想。見どころ、混雑&混雑回避、アクセス周辺観光&グルメも案内
京都のおすすめ紅葉スポットが「智積院」。拝観料も要らず、綺麗な紅葉が観られます。
その智積院の紅葉見ごろを過去4年の実際に訪問した時のデータから予想しました。
合わせて、智積院の紅葉の見どころ、混雑&混雑回避、アクセス、周辺観光&グルメも案内します。

智積院 紅葉の見ごろ予想
過去4年間の訪問では、智積院の紅葉の見ごろは「11月25日の前後数日間」。
※2024年は11月中旬まで気温が高かったから例年より遅めの色づきで例外的。
※必ず予想が当たるわけではありません。
京都旅行で智積院の紅葉の見ごろを楽しみたいのなら、11月25日辺りに宿の予約を取りましょう。


智積院の紅葉が美しい理由
タクシーに乗った時に教えてもらったのが智積院の紅葉。
アドバイス通りに智積院へ行ってみると、運転手の言う通り綺麗な紅葉だった。
それ以来、毎年紅葉の時期に智積院へ訪問しています。
ただ、智積院の紅葉が綺麗なのには意外な理由が。
その運転手さんによると、智積院は真言宗智山派三千ヵ寺の総本山。全国から修行僧が集結するんだそう。
修行の内のひとつに境内の植物の世話があるということ。
そのため、紅葉の見栄えや色づきが悪いと「修行が足りん!!」ということで、次の年に地元へ帰ることが出来ないそうなんです。

天候の影響もあると思うんやけど、めっちゃ厳しーい ! !
ともかく、修行僧は真剣に紅葉の世話をするから京都でも指折りの美しい紅葉なんだそう。


智積院 紅葉の見どころ


金堂へと続く参道の横に「紅葉の小道」があります。距離にすると100M位。



この紅葉の小道のカエデが手入れされていて、綺麗な紅葉を楽しめます。



紅葉の小道にある鐘楼堂周りの紅葉が特に濃い。
智積院 紅葉の見どころは下記を参照してください。


智積院 紅葉の混雑&混雑回避
智積院の紅葉が見ごろの時は、平日でも混雑します。



午後からはめっちゃ混雑してくるから、混雑回避したいなら遅くとも午前中に行きましょう。
智積院の紅葉を混雑を避けて楽しみたいなら下記を参照してください。


智積院について
正式名称は五百佛山根来寺智積院(いおぶさん ねごろじ ちしゃくいん)といいます。
全国にある真言宗智山派三千ヵ寺の総本山。
元々は紀州(今の和歌山県)根来山(ねごろやま)にあった学頭寺智積院。
豊臣秀吉の焼き討ちに遭ってしまい、当時の住職が難を逃れて京都にいるとき、徳川家康によって豊国神社境内に土地を与えられ智積院を再興しました。
その後、隣にあった祥雲禅寺も与えられて現在に至っています。
祥雲禅寺は秀吉が長男の鶴丸の菩提を弔いために建立したお寺。
現在の金堂は明治十五年(1882)に焼失後、空海の生誕1200年の記念事業として、昭和五十年 ( 1975)に再建されました。本尊は、大日如来。
【京都 紅葉モデルコース】智積院 アクセス
市バス「東山七条」バス停下車
・A乗場(青マーク)すぐ
・B乗場(緑マーク)から徒歩約2分
・C乗場(紫マーク)から徒歩約3分
※市バス「東山七条」バス停は3か所。 乗車する市バスの系統で停車する場所が変わります。
京阪「七条駅」2番出入口(赤マーク)から約8分
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車
⇒「七条駅」下車後、2番出入口から約8分
JR+市バス
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ
D2乗場 | 86号系統 清水寺・祇園・平安神宮 行き(東大路通の北行のバス停C乗場に停車) 206号系統 三十三間堂・清水寺・祇園・百万遍 行き(東大路通の北行のバス停C乗場に停車) |
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下車 | 「東山七条」バス停C乗場下車、徒歩約3分で「智積院」 |
阪急+市バス
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒「京都河原町駅」下車後、四条河原町バス停へ
四条河原町バス停(GoogleMAP)は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場(青) | 86号系統 東山通 清水寺・京都駅・鉄道博物館 行き(七条通の西行のバス停B乗場に停車) |
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E乗場(橙) | 58・207号系統 清水寺・東福寺 行き(東大路通の南行のバス停A乗場に停車) |
下車 | 「東山七条」バス停A乗場からすぐ、B乗場から徒歩約2分で「智積院」 |
京都駅から
市バス
JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル
D2乗場 | 86号系統 清水寺・祇園・平安神宮 行き(東大路通の北行のバス停C乗場に停車) 206号系統 三十三間堂・清水寺・祇園・百万遍 行き(東大路通の北行のバス停C乗場に停車) |
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下車 | 「東山七条」バス停C乗場下車、徒歩約3分で「智積院」 |
四条河原町から
市バス
四条河原町バス停(GoogleMAP)は、A~Hの合計8か所。 行先によって乗車する停留所は違います。
A乗場 | 86号系統 東山通 清水寺・京都駅・鉄道博物館 行き(七条通の西行のバス停B乗場に停車) |
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E乗場 | 58・207号系統 清水寺・東福寺 行き(東大路通の南行のバス停A乗場に停車) |
下車 | 「東山七条」バス停A乗場からすぐ、B乗場から徒歩約2分で「智積院」 |
※ 京都市バスの掲載内容は京都市バス時刻表で確認してください。万が一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
智積院 近くの観光&グルメ
近くの観光スポットを見る
三十三間堂
京都のほとんどを戦渦に巻き込んだ応仁の乱にあって、千本釈迦堂 の本堂と共に焼失を免れたのが「三十三間堂」。その後も幾度となく難を逃れました。
お堂の内部の千手観音や中尊、風神雷神立像、二十八部衆立像に圧倒・感嘆させられました。
三十三間堂 (智積院から徒歩約4分)
京都国立博物館
智積院から徒歩約4分にあるのが「京都国立博物館」。
1897年5月に開館。主に平安時代から江戸時代にかけての京都の文化を中心とした文化財を収集・保管・展示するとともに、文化財に関する研究, 普及活動を行っている。(Wikipedia)
法住寺殿跡
智積院から徒歩約6分にあるのが「法住寺殿跡」。法住寺というお寺の門前にあります。
平安から鎌倉、平氏から源氏へと移りゆく中で、激動の時代を生き抜いた主人公の一人、それが後白河法皇(ごしらかわほうおう) 。
保元三年(1158)、子供の二条天皇に天皇の位を譲り、後白河上皇となり、院政のために造営した御所が「法住寺殿」。北は現在の六条通を延長した辺り、南は大谷高校辺り、東は東大路辺り、西は鴨川辺りの広大な地域に造営されました。ちなみに、蓮華王院の本堂(三十三間堂)も法住寺殿の一部でした。
豊国神社
智積院から徒歩約8分にあるのが「豊国神社」。
豊臣家の滅亡後、その廟社は徳川幕府により取り壊されましたが、明治十三年(1880)、旧方広寺大仏殿跡にあたる現在地に豊国神社が再建され、別格官幣社として復興されました。
方広寺
豊国神社境内のすぐ北にあるのが「方広寺」。
文禄4年(1595)に方広寺大仏殿がほぼ完成すると、東大寺の大仏(16m)を超える高さ18mの木製金漆塗の大仏坐像が安置されました。ところが、翌年の大地震で大仏が大破し、慶長3年(1598)には秀吉もこの世を去ってしまいます。その後、秀吉の子である秀頼が慶長17年(1612)に大仏を事実上完成させました。
しかし、徳川が梵鐘に刻まれた「国家安康君臣豊楽」(こっかあんこうくんしんほうらく)という銘文に言いがかりをつけ、豊臣家と戦を起こす「きっかけ」としたことは有名。
豊国廟
智積院から徒歩約25分にあるのが「豊国廟」。
豊臣秀吉の遺体は、生前に「京都を眺められるところに葬ってほしい。」との願いから、東山にある阿弥陀ケ峰(標高196,4m)の頂上に埋葬されました。阿弥陀ケ峰の頂上に巨大な五輪塔がひっそりと佇んでいます。
鴨川製麺所
智積院から徒歩約7分にあるのが「鴨川製麺所」。
通常のうどんより細目の麺。出汁はあっさり薄味だけど、味はと風味はしっかり。
「中華そば」もめっちゃ旨かった!!トンコツベースの美味しいスープ。麺も縮れ麺で美味しい。製麺所とうたうだけのことはあり。
ラーメンの坊歩 (ぼんぼ)
智積院から徒歩約7分にあるのが「ラーメンの坊歩」。
鶏と豚骨のバランスの良いラーメン。コッテリ脂こそうな見た目だけど、鶏のスッキリさもプラスされているから、案外すんなり飲めてしまう美味しいスープ。


2025年版 智積院の紅葉見ごろ まとめ
過去4年間の訪問データで智積院の紅葉の見ごろは「11月25日の前後数日間」。
※2024年は11月中旬まで気温が高かったから例年より遅めの色づきで例外的。



智積院は駅やバス停からも近く、拝観料も要らず綺麗な紅葉が楽しめるオススメの紅葉スポットです。
※必ず予想が当たるわけではありません。
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