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日向大神宮 京都のどことも違う雰囲気の神社

日向大神宮 / 京都ブログガイド

「 日向大神宮 ( ひむかいだいじんぐう ) 」

伊勢神宮までいけない人が手軽にお詣りできることから, 京のお伊勢さんと呼ばれています。

京都にいながらにして, 伊勢神宮へお詣りに行った気分になれる (^^)

目次

日向大神宮 境内

手水舎の横にある階段を登って鳥居をくぐると, 山に囲まれた境内が姿を現します。

日向大神宮 / 京都ブログガイド

周りを山に囲まれ, 静かにひっそりと佇んでいます。 境内に一歩足を踏み入れると, 別世界のような厳かな空気が漂います。

京都のどの神社とも違う雰囲気。

内宮 ( ないく ) 上ノ本宮 ( かみのほんぐう )

日向大神宮 / 京都ブログガイド

外宮 ( げく ) を過ぎて, 勾玉池の上に架かる橋を渡って内宮へ。

祭神は, 天照大御神 ( あまてらすおおみかみ ) 。

そして, 宗像三女神の多紀理毘売命 ( たぎりひめのみこと ) , 市寸島比売命 ( いちきしまひめのみこと ) , 多岐都比売命 ( たぎつひめのみこと ) 。

この三女神は, 海や陸のあらゆる道の最高神としては崇められています。 そして, 芸能や財福の神様。

現在の本殿は, 神社保存の文書などから18世紀にはすでに建っていたことがわかっています。 京都市内では数少ない※神明造本殿として非常に貴重。

※日本の神社建築様式の1つで, 伊勢神宮に代表される神明造は, 出雲大社に代表される大社造や住吉大社に代表される住吉造と共に, もっとも古い神社建築様式。 ( Wikipedia )

外宮 ( げく ) 下ノ本宮 ( しものほんぐう )

日向大神宮外宮 / 京都ブログガイド

祭神は,邇邇藝命 ( ににぎのみこと ) と,天之御中主神 ( あめのみなかぬしのかみ ) 。

天の岩戸 ぬけ参り

天の岩戸 / 京都ブログガイド

内宮の横から約40m登ったところに, 「 天岩戸 」があります。

入口から出口へ通り抜けることで, 穢れが清められ, 開運するといわれています。

内部には, 戸隠神社があり, 天手力男命 ( あめのたぢからおのみこと ) が祀られています。 天照大御神が天岩戸に閉じ籠ったとき, 手を取り外へ導きだして, 太陽の光を復活させた怪力の神様。 その事から, 開運 ・ 厄除にご利益があります。

伊勢神宮遥拝所

伊勢神宮遥拝所 / 京都ブログガイド

日向大神宮には伊勢神宮と同じ神様をお祀りしているから, 伊勢神宮にお詣りしたことと同じ。

とはいっても, 伊勢神宮をお詣りしたい ! という人のためにあるのが, 遠く伊勢神宮へ向かって拝む場所。 伊勢神宮へ向いています。

この場所は, 伊勢神宮と日向大神宮を結んでいるだけではなく, 延長線上に平安神宮, 京都御所, 平安京の大内裏等があることから, パワーの通り道として知られています。

鳥居の反対側の木々の切れ目からは平安神宮の朱色の大鳥居が見えます。

手水舎から伊勢神宮遥拝所まで徒歩約8分。

手水舎

日向大神宮 / 京都ブログガイド

境内へと続く石段の横にある手水舎。

女性の肌のためにめっちゃ良いといわれています。

その水をお肌につけると, 10歳は若返るといわれている貴重な水 ! !

日向大神宮について

天照大御神 ( あまてらすおおみかみ ) が孫の邇邇藝命 ( ににぎのみこと ) を, 葦原の中津国 ( なかつくに 地上の世界 ) を治めるために遣わせた神話が,「 天孫降臨 」。 その時に降り立ったのが, 筑紫の日向 ( ひむか ) 高千穂の峰といわれています。

日向大神宮は, 西暦480年代後半, 第23代顕宗天皇 ( けんぞうてんのう ) の時代に, 天孫降臨の筑紫の日向 ( ひむか ) 高千穂の峰から神様の印を遷して創建されたと伝えられています。

日向大神宮を囲む山は, 太陽の神様である天照大御神をお祀りしているということで, 日山 ( かみやま ) と天智天皇 ( てんちてんのう ) が名付けました。 後に, 日御山 ( ひのみやま ) , とも神明山 ( しんめいやま ) とも呼ばれています。

平安時代の貞観年間 ( 859~877 ) に疫病が流行した際, 境内に湧いている水を住民に与えたところ, 疫病が収まりました。 清和天皇は, この泉を「 朝日泉 」と名付けたそう。

日向大神宮のそばには, かつての東海道 ( 今の三条通 ) が通っていたから, 旅の安全祈願や伊勢神宮に代参として大変賑わいました。

日向大神宮 アクセス

日向大神宮の地図

地下鉄東西線「 蹴上駅 」1番出入口から徒歩約12分。

地下鉄東西線「 蹴上駅 」1番出入口を出てすぐに左折。 約100m行くと, 上の写真の鳥居があります。 この細い参道を進んでいくとすぐにあるのが, 蹴上のインクライン。 琵琶湖疎水に架かる大神宮橋を渡って真直ぐ登っていけば, 日向大神宮があります。

台数は多くないけど, 手水舎の前辺りに参拝者用の駐車場もあり。

日向大神宮 まとめ

山に囲まれた静かで厳かな雰囲気に満ちている神社。

喧騒を離れて神聖な心地にさせてくれます。 オススメの神社です。

京都にある他のどの神社とも違う雰囲気に満ちています。

伊勢神宮へお詣りするのが一番いいんだろうけど, 京都で伊勢神宮へお詣りした気持ちになれるのもありがたいところ。

京都 神社仏閣 関連リンク

所在地京都府 京都市 山科区 日ノ岡 一切経谷町 29
上ル下ル西入東入について
電話0 7 5 - 7 6 1 - 6 6 3 9
社務所受付時間1 0 : 0 0 ~ 1 5 : 0 0 日向大神宮ホームページ

※ 参拝時間 ・ 受付時間等は変更されることがありますので, 神社にご確認ください。 万が一, 間違っていたとしても, 責任は負いかねます。 予めご了承ください。

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