「 京都観光 穴場 1月 」
京都の年末から年始にかけては京都で正月を迎えたいという観光客が多い。
だから、大晦日から正月にかけては、人混みが苦手な人は誰でも知っている神社仏閣は避けるべき。
ただ、正月を過ぎると京都の1月の観光客は減ってきます。
京都ゑびす神社の十日ゑびすや成人の日に行われる泉涌寺の七福神めぐりなどを除いて。
だから正月以降、京都の1月の穴場観光スポットは、普段混んでいる有名どころの神社仏閣などが観光客も比較的少なくてオススメです。
また、今回は京都の穴場の初詣スポットを紹介します。人が少なめの神社でゆったり今年最初のお詣りをしてください。
そして、冬しか開催されない企画もあります。
初詣の穴場神社
伏見稲荷大社や八坂神社などの有名どころにはたくさんの人が初詣に来る。
人が多いのは苦手という人におすすめする穴場の神社を紹介します。
大豊神社
哲学の道の南端から, 程近いところにあるのが,「大豊神社」。 東山の椿ヶ峰に懐かれて静かに佇んでいます。
※上の画像は4月に撮影。1月は咲いていません。
本殿の狛へびだけじゃなくて, 狛ねずみ, 狛鳶, 狛猿まで揃っています (^^)
十二支の内の4つもある ! ! 12年の内で, 4回は大豊神社へ初詣に行けばOK (笑)
日向大神宮 ( ひむかいだいじんぐう )
京都のどことも違う雰囲気の神社が「日向大神宮」。
伊勢神宮までいけない人が手軽にお詣りできることから, 京のお伊勢さんと呼ばれています。
京都にいながらにして, 伊勢神宮へお詣りに行った気分になれる (^^)
日向大神宮は山に囲まれた静かで厳かな雰囲気に満ちている神社。 喧騒を離れて神聖な心地にさせてくれます。 オススメの初詣神社です。
ちなみに, 紅葉の時の日向神宮も穴場です。
満足稲荷神社
豊臣秀吉が出世を祈願し, それが叶えられたことから 「満足稲荷神社」 と命名されたそう。
めちゃめちゃ良い由来 ! ! 出世といえば, やっぱり豊臣秀吉 (^^)
京都市中心部からも近いし, 満足稲荷神社の由来も申し分なく, 出世 ・ 開運を願う人は, 是非, 初詣へ行ってはどうでしょう。
六孫王神社
清和源氏発祥の神社が「六孫王神社」。鎌倉幕府の創始者 源頼朝 ( みなもとのよりとも ) も清和源氏。
主祭神の源経基 ( みなもとのつねもと ) は, 第五十六代 清和天皇の第六皇子の貞純親王の子。 清和天皇からみれば, 六番目の子供の孫ということから, 「 六孫王 」と呼ばれました。
承平・天慶 ( じょうへい・てんぎょうのらん ) の乱平定の功績により天皇から “源姓” を賜り, ここから「清和源氏」が始まっていくこととなりました。
霊明神社
坂本龍馬と中岡慎太郎の葬式をした神社が「霊明神社」。京都市内を一望する東山の眺めの良い場所にあります。
坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓が京都霊山護國神社 ( きょうとりょうぜんごこくじんじゃ ) に移される前に, 霊明神社で葬られたとは全く知りませんでした。
初詣について
いまさら聞けない初詣についてをまとめました。
初詣は、神社?それとも、お寺?
おそらく神社へ初詣に行っている人が圧倒的に多いのではないでしょうか ?
でもお寺へ初詣に行っている人もいるのでは。
皆さんは初詣にはどっちに行っていますか ?
神社, それともお寺 ?
何か決まりでもあるの ?
結論から言えば, 神社でもお寺でもどちらでもOK ! 特に決まりはありません (^^)
初詣の回数は?
初詣には何回行きますか?
ほとんどの人は1回でしょう。
ただ、家族で初詣に行き、友達とも別の神社仏閣へ初詣に行くという人もいるんじゃないでしょうか。
初詣には何度行っても構いません。
私も、京都の北野天満宮へ初詣に行って、その年の干支の神社仏閣へも初詣に行ったりします。
初詣 いつまでにいけばいい?
一般的には、門松を立てておく期間 ( 松の内 まつのうち ) にお詣りすればよいとされています。
京都では1月1日~15日まで。
地域ごとで違うようですね。
初詣は神社とお寺の両方へ行ってもOK?
神社とお寺の両方へ行ってもOKです。
明治政府が制度上禁止するまで、日本では神仏習合 ( しんぶつしゅうごう ) といって日本の伝統的な神道の神様と仏教の仏様とが一緒に祀られていることもありました。
だから神社の神様とお寺の仏様が初詣のはしごをしたからといって、やきもちを焼いたり怒ったりするようなことはないのでご安心を (^^)
ちなみに、京都の八坂神社は明治までは「 祇園感神院 ( かんしんいん ) 」と呼ばれ、神様と仏様が一緒に祀られていました。
つまり神社でもありお寺でもあったんです。
そして、京都の「都七福神めぐり」だって、お寺と神社を巡拝します。
だから、神社とお寺の両方へ初詣に行っても全く問題ありません。
清水寺
正月以降の1月の清水寺は穴場です。シーズン中は恐ろしく人が多いけど、正月を外せば観光客は少な目。
観光客が多いのが嫌な人は是非訪問してください。
もう一つ1月の清水寺をオススメするのは「眺望」。
清水寺は東山の中腹辺りにあるから凄く眺めがいい。特に西門辺りから見る京都市内の景色は上の画像のようにめっちゃ気持ちいい眺め。
1月は冬で空気が澄んでいるから、さらに美しく見えます。
京の冬の旅
京都の1月には毎年「京の冬の旅」という企画が実施されています。
期間:2024年1月6日(土)~3月18日(月)
普段は非公開の文化財等が特別公開される観光客の少ない京都の冬の特別企画。
この冬のテーマは2つ。
「紫式部と源氏物語」と「辰年のご利益 京の龍めぐり」。
紫式部や源氏物語に所縁の蘆山寺や渉成園の普段非公開の文化財等が公開されています。
龍といえば「雲龍図」。
龍は「法の雨を降らせる」ということで、主に禅寺の法堂の天井に描かれています。
この冬は、相国寺や大徳寺などで公開。
京都 1月のグルメ企画
観光の穴場スポットではないけど、観光客が少なくなる京都の1月に実施されているグルメ企画があります。
観光スポットへ行ったついでに美味しいグルメも愉しむことができるのは京都の1月ならでは。
普段食べられないような、敷居の高い料亭やお洒落なレストランが冬のこの時期だけの特別メニューを特別料金で提供しています。
是非、利用してみてください。
京都美食めぐり
期間 : 2024年1月20日 ( 土 ) ~2024年3月19日 ( 火 )
京都の老舗料亭から新進気鋭の厳選100店舗が, 期間中に特別限定メニューを 「 特別価格 」 で提供します。
わかりやすい料金で提供しているから, 利用する側としても安心。
京都観光 穴場 1月 まとめ
どうでしたか。京都観光の穴場 1月編。
人混みが嫌いな人は、正月は観光客の少ない穴場の神社へ初詣に行きましょう。
そして、正月以降は清水寺や金閣寺などの普段観光客が多すぎて行くのを敬遠しているスポットこそがねらい目。
正月を外せば、ゆったり京都観光ができます。
特にどの観光スポットが穴場ということではなく、京都の1月は寒いからほとんどが穴場化します (^^)
念のため、京都の混雑状況は下記で確認してみてください。
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