祇園祭【山鉾の専門用語】写真入りでわかりやすく説明
祇園祭の山鉾を見に行くと、どんな山鉾なんだろうと説明版を読む機会があります。
そこに出てくるのが聞きなれないたくさんの山鉾専門用語。
読んでいても「水引(みずひき)」、「綴織(つづれおり)」、「毛綴(けつづれ)」 などなど????

山鉾専門用語がいっぱい出てきて「なんじゃこれ ?」っていう感じになってしまう(笑)



他の人も私と同じような感じじゃないかなと思いこの記事を書きました。
山鉾の専門用語も意味が分かっていればより理解がすすむ。
祇園祭の山鉾関係で代表的な専門用語
実際に祇園祭の山鉾を見に行ったときに撮影した写真を例にして山鉾の専門用語をわかりやすく説明。
前もって祇園祭の山鉾を調べるときや、実際に祇園祭の山鉾を見ているとき参考にしてください。
山鉾についての専門用語
真木(しんぎ)


鉾頭


真木の先端に取り付けられた鉾の象徴。
写真は函谷鉾の鉾頭。
天王座


ご神体を安置しておく台。
写真は長刀鉾で。真木(しんぎ)先端の長刀から1.5M位下にある「天王座」に守護神である和泉小次郎親衡(いずみこじろうちかひら)の人形を祀っています。
破風(はふ)


屋根の最頂部の棟から、地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根(Wikipedia)
写真は岩戸山。
欄縁(らんぶち)


山鉾をぐるっと囲むの黒塗りの縁.
写真は霰天神山(あられてんじんやま)
山鉾の懸装品(けそうひん)についての専門用語
鉾&曳山(ひきやま)の天水引・上水引・中水引・下水引


写真は放下鉾
舁山(かきやま)の水引


写真は黒主山の水引と胴懸。
舁山
人が舁いて(担いで)巡行する山が舁山。
直進するときは車輪で移動するけど、辻回し(90度の方向転換)の時は山を舁いで行います。


胴懸(どうかけ)・前懸(まえかけ)


写真は放下鉾。
山鉾の前に取り付けられた懸装品が前懸で、横に取り付けられた懸装品が胴懸。
見送


山鉾の後ろ側に取り付けられた懸装品。
山鉾が去っていくときに見える懸装品だから一番華やか。
写真は菊水鉾の見送りで、岩澤重夫(しげお)筆の深山菊水図綴織(つづれおり) 。
後懸


画像は橋弁慶山。
山鉾の後ろに取り付けられた懸装品が後懸。
綴織(つづれおり)または綴錦(つづれにしき)


手織りの最高峰と言われ、平織りの一種で横糸だけで文様を表現するのが綴織。
綴錦(つづれにしき)ともいいます。
写真は占出山の胴懸。 日本三景の綴錦(つづれにしき)で、天保2年(1831)の制作。
参考:織匠 小玉ホームページ 綴織の歴史や織り方などが詳しく説明されています。
毛綴(けつづれ)


羊毛の縦糸、そして羊毛の色糸に白絹糸を交えた横糸で織ったタペストリー。出典 : weblio
写真は鶏鉾の見送。
有名な毛綴(けつづれ)で、近年の調査によると、トロイの皇子ヘクトールが妻子に別れを告げる場面。
この見送は十六世 紀頃ベルギーで製作、江戸時代初期に輸入されたものと考えられ、国の重要文化財に指定されています。
錦織


錦織は金銀糸や種々の色糸を用いて、華麗な文様を織り出した紋織物の総称。
写真は芦刈山の胴懸で、豊公獅噛鳥獣文様の錦織。
祇園祭 山鉾 専門用語 まとめ


私も最初は山鉾の説明版を読んでいて、チンプンカンプンだった。
難しい専門用語が多いから、祇園祭の山鉾を見に行った時に、少しでも山鉾理解の助けになれば幸いです。
参考:Wikipedia
元鉾町在住で山鉾巡行経験者が案内します







祇園祭の山鉾巡行は、7/17の前祭(さきまつり)と7/24の後祭に分かれて行われます。
| 祇園祭 山鉾 | |
| 前祭 | 鉾:長刀鉾、月鉾、菊水鉾、函谷鉾、鶏鉾、放下鉾 曳山:岩戸山 船鉾:船鉾 傘鉾:綾傘鉾、四条傘鉾 舁山:螳螂山、保昌山 (ほうしょうやま) 、孟宗山 (もうそうやま) 、占出山 (うらでやま) 、山伏山、白楽天山 (はくらくてんやま) 、霰天神山 (あられてんじんやま) 、郭巨山 (かっきょやま) 、伯牙山、芦刈山、木賊山 (とくさやま) 、油天神山、太子山 ※順不同 |
|---|---|
| 後祭 | 曳山:南観音山、北観音山、鷹山 船鉾:大船鉾 舁山:鈴鹿山、浄妙山 (じょうみょうやま) 、橋弁慶山、役行者山 (えんのぎょうじゃやま) 、黒主山 (くろぬしやま) 、鯉山、八幡山 (はちまんやま) ※順不同 |



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