2014年から祇園祭の宵山や山鉾巡行(前祭23基、 後祭10基)は前祭(さきまつり)と後祭に分かれて行われています。
祇園祭 後祭 2025の日程・場所、屋台はでるのか?祇園祭 後祭ならではの楽しみ方などを案内します。
祇園祭 後祭 日程

祇園祭 後祭の山鉾建ても含むと、日程は2025年7月18日~7月24日の7日間となります。
祇園祭 後祭の宵山期間は2025年7月21日~7月23日。
祇園祭 後祭の山鉾巡行が2025年7月24日 ※前祭の宵山期間と山鉾巡行は2025年7/14~7/17
【祇園祭 後祭の山鉾建て(予定)】順不同
7月18日~ 南観音山、大船鉾、鷹山
7月19日~ 北観音山、鯉山
7月20日~ 浄妙山、黒主山、役行者山、鈴鹿山、八幡山、橋弁慶山

祇園祭 後祭 場所
オレンジ色の大船鉾だけ新町通四条下ルに建つけど、残りは東西は烏丸通と新町通、南北は錦小路通と姉小路通に囲まれたエリアに建ちます。
祇園祭 後祭 ( あとまつり ) 山鉾 | 曳山:南観音山、北観音山、鷹山 船鉾:大船鉾 舁山:鈴鹿山、浄妙山 (じょうみょうやま) 、橋弁慶山、役行者山 (えんのぎょうじゃやま) 、黒主山 (くろぬしやま) 、鯉山、八幡山 (はちまんやま) ※順不同 |
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祇園祭 後祭 山鉾の楽しみ方

祇園祭 後祭の山鉾は11基。前祭と違い山鉾の数が少ないからゆっくり見ても2時間もあれば全ての祇園祭 後祭の山鉾を見ることができます。
注意するのは大船鉾の場所 (地図のオレンジ)。
大船鉾だけ新町通四条下ルに建つから、ひとつだけ他の山鉾と離れている。
地下鉄「四条駅」や阪急「烏丸駅」、京阪「祇園四条駅」を利用する場合は大船鉾を最初に見た方がスムーズにまわれます。
大阪から京阪電車を利用して祇園祭へ来る場合、大船鉾⇒他の祇園祭 後祭の山鉾10基を見た後の帰りは京阪「三条駅」を利用した方が便利。

お金に余裕があればプレミアムカーで帰ってください(^^)
祇園祭 後祭 山鉾建て
各鉾町で山鉾の組立が始まります。
【祇園祭 後祭の山鉾建て(予定)】順不同
7月18日~ 南観音山、大船鉾、鷹山
7月19日~ 北観音山、鯉山
7月20日~ 浄妙山、黒主山、役行者山、鈴鹿山、八幡山、橋弁慶山
※南観音山他では7/17から始まる場合あり
下は祇園祭 前祭の長刀鉾が建つ様子。


祇園祭 曳初(後祭)
7月24日の後祭 山鉾巡行の本番前(7/20~7/21)に、曳き初めをします。
下の動画は、前祭の船鉾の曳き初め。一般の人も曳き手に参加しています。
船鉾曳き初め(YouTube)
鉾町の中だけでの曳き初めだけど、この時ばかりは本番とは違い一般の人も曳き手に参加できます。



貴重な体験。


祇園祭 後祭 宵山


7/21~7/23の3日間は祇園祭 後祭の宵山が行われます。



ただ、後祭の宵山は屋台が出ない。



ちょっと寂しい感じがするけど、祇園祭本来の雰囲気が感じられてオススメです。
賑やかさはないけど、祇園祭の宵山の雰囲気としては、祇園祭 後祭の方が好き。
祇園祭 後祭には屋台が全く出ないから、山鉾が京都の街並みに溶け込む風情を楽しめます。
祇園祭の雰囲気を落ち着いて感じることが出来ます。
祇園祭 前祭の山鉾は23基で、後祭は10基。
23基全てまわるのは結構大変だけど、10基位は丁度いい数。
大船鉾以外は集中して建っているから見てまわるのに便利。



大船鉾以外なら1時間30分もあればまわれます。
✓祇園祭の後祭と前祭の違いなどを詳しく案内しています。


南観音山 あばれ観音
南観音山だけに存在する祇園祭の行事が「あばれ観音」
後祭 山鉾巡行の前日7月23日の深夜に、 布で巻いた御神体の「楊柳観音」を神輿にくくりつけ、 町内を廻ります。


祇園祭 後祭 山鉾巡行


7月の1か月間行われる祇園祭の中でもハイライトは前祭(さきまつり)の山鉾巡行(7/17)と後祭の山鉾巡行(7/24)。



7/24は後祭の山鉾巡行が行われます。
祇園祭のお囃子と共に、目の前でギシギシと音をたてながら巡行する動画もあり。
後祭の山鉾巡行は10基だから、 進行がとてもスムーズ。
祇園祭 後祭 山鉾巡行 辻回し
「辻回し」とは山鉾が90度方向転換する時のこと。
山鉾の車輪の下に竹を敷き、水で濡らして車輪を滑りやすくします。
大体、2回~4回くらいで完全に90度の方向転換が完了。
浄妙山や黒主山、鯉山のような舁山の場合は、山を担ぎながら90度方向転換します。
ちなみに、辻まわしに時間がかかるのは北観音山、南観音山、大船鉾の3つだけ。



祇園祭の前祭と後祭の山鉾巡行を一緒に行っていた時に、南観音山で 曳き方のボランティア をやったことがある。
南観音山は、「くじ取らず」で巡行が一番最後だったから、めちゃくちゃ待ち時間が長かった。
山鉾巡行を見ている人も待ち時間が少なくスムーズに進行する方が良いですね。
✓2025年祇園祭 後祭の山鉾巡行の順番は下記


✓祇園祭の山鉾巡行の穴場については下記で詳しく案内しています。


✓祇園祭の山鉾巡行については下記をどうぞ。


祇園祭 後祭 山鉾巡行後の楽しみ方


上で南観音山の曳き手ボランティアをやったことがあるって言ったけど、南観音山では祇園祭 後祭の山鉾巡行の後にお楽しみがあります。
南観音山は巡行の際に柳の大枝を差し、山の四隅には菊竹梅蘭の木彫薬玉をつけることで諸病を防ぐといわれています。
南観音山の巡航終了後に、この柳の小枝を持って帰り南観音山の粽と共に玄関に飾っておくと、厄除けになるといわれています。



「厄除けの柳」です。





柳の枝の取り合いの後(笑)
後祭山鉾 | 曳山:南観音山、北観音山、鷹山 船鉾:大船鉾 舁山:鈴鹿山、浄妙山 (じょうみょうやま) 、橋弁慶山、役行者山 (えんのぎょうじゃやま) 、黒主山 (くろぬしやま) 、鯉山、八幡山 (はちまんやま) ※順不同 |
- 祇園祭 山鉾の種類・数・山鉾の違い
- 祇園祭の混雑回避
- 祇園祭 山鉾巡行の穴場
- 祇園祭の宵山 何時から何時?穴場も紹介
- 祇園祭 前祭と後祭の違いは?
- 山鉾の「曳き手」体験レポート
- なんで八坂神社のお祭りが祇園祭?






祇園祭 前祭 ( さきまつり ) 山鉾 | 鉾:長刀鉾、月鉾、菊水鉾、函谷鉾、鶏鉾、放下鉾 曳山:岩戸山 船鉾:船鉾 傘鉾:綾傘鉾、四条傘鉾 舁山:螳螂山、保昌山 (ほうしょうやま) 、孟宗山 (もうそうやま) 、占出山 (うらでやま) 、山伏山、白楽天山 (はくらくてんやま) 、霰天神山 (あられてんじんやま) 、郭巨山 (かっきょやま) 、伯牙山、芦刈山、木賊山 (とくさやま) 、油天神山、太子山 ※順不同 |
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