「 2018 祇園祭 」
いよいよ、 祇園祭前祭のクライマックスが近づいてきました。
祇園祭の起源
貞観11年( 869 )、 全国で疫病が流行した時、神泉苑で、御霊会を行いました。
当時日本国内の国の数である66本の鉾を建てて、 祇園社( 八坂神社 )の牛頭天王( 悪疫を防ぐ神様 )を祀りました。
この御霊会が「 祇園祭 」の起源といわれています。
※ 諸説あります。
2018祇園祭 前祭
2014年から前祭と後祭に分かれて山鉾巡航( 前祭23基、後祭10基 )が行われています。
船鉾曳き初め
この時ばかりは、 本番とは違い一般の人も曳き手に参加できます。 貴重な体験ですね。
鶏鉾 祇園囃子
本番に向けて、 祇園囃子が奏でられます。
鉾によって、 お囃子の調子も違うので、 色々比べてみるのも楽しいものです。
祇園祭 宵山
屋台 鉄板焼き
毎年、 この「 豚バラ 」と「 鶏もも 」がめちゃめちゃ楽しみです。
ほんまに旨い ! ! ! !
いつもの行きつけは、 西洞院通錦上る辺りの屋台。
「 豚バラ 」の本場福岡から来ているので、 心なしか他より旨い気がします (笑)
「 鶏もも 」も旨い ! !
おすすめの西洞院通
室町通や新町通は人がかなり多く、 大変な思いをしますが、 西洞院まで行くと人混みも落ち着きややゆったり楽しむことができます。 少し西へ足を延ばして、 西洞院通四条上るまで行ってみてください。
「 蟷螂山 」もあってオススメです。
2018祇園祭 前祭 山鉾巡航
船鉾
船鉾 が鉾の中で一番好きです。
華やかで、 舟の形をしているのが他の鉾と違い特別感があります。
前からの眺めもいいんですが、 船鉾の後ろからの眺めが、 特に好きです。
舵の装飾が本当に美しい ! !
岩戸山
南観音山や北観音山もそうですが、 山車のてっぺんに木が取り付けられているのは鉾の形をしていますが、 「 山 」です。
伯牙山
秘儀 電線かわし
山鉾が巡航する際に、 南北の通りを進む際は問題ないんですが、 東西の通りから南北の通りへ合流するときに困ったことが起こります。
伯牙山は、 綾小路通新町西入ルから出発しますが南北の新町通を左折して、 合流するときに「 電線かわし 」をしなければなりません。 ※ 例外もあり。
白楽天山は室町通仏光寺上るの南北の通りにありますが、 綾小路通( 横の通り )を横切るときに、「 電線かわし 」をしなければなりません。
写真のように、 サスマタのような棒で電線を押し上げて、 山に取り付けられた木をかわしながら進みます。
細い電線なら何とか持ち上げて通られるんですが、 上の画像位電線が太くなるとどうしようもありません。
無理です ! !
こうゆう場合は、 下記のように強引にいきます(笑)
伯牙山 辻回し
「 電線かわし 」をした後で辻回し。
長刀鉾
言わずと知れたくじ取らずで、 山鉾巡航の先頭を進む鉾。
長刀鉾辻回し
新町御池です。
四条河原町や河原町御池の辻回しは、 たくさんの人がいてなかなか見るのが大変ですが、 新町御池や四条新町での辻回しは、 人混みに関しては、 まだ、まし。
辻回しを見たいのなら、 新町御池や四条通新町がオススメです !
巡行見るなら新町通がオススメ
上でも言いましたが、 山鉾巡航を見るのには新町通がオススメです。
人がそれほど多くありません。
四条烏丸 ~ 四条河原町 ~ 河原町御池 ~ 烏丸御池辺りは本当に人が多いです。
※ 上の動画も新町通を南下する長刀鉾。
2018祇園祭 後祭 山鉾巡航
前祭と同様に、 異常な暑さの中で行われました。
私も南観音山の ボランティア で山を曳いたことがありますが、 今年の異常な暑さの中で、 祇園祭の巡航に参加することを想像すると頭が下がります。
橋弁慶山
最近は、 日本以外の参加者も増えています。
北観音山
巡航出発前に説明が行われています。
新町通を通っている時は、 屋根に乗っている人に注目して見てみてください。
道幅が御池通や四条通のように広くないため、 屋根が電柱にあたらないように注意しています。
黒主山
桜が飾られ、 華やかな雰囲気。
この「 黒 」マーク、 好きです。
鯉山
広島ファンは、 是非見ておきましょう。
鈴鹿山
烏丸通に山が建てられます。 すぐ横を車が走っています。
南観音山
北観音山と同様に鉾の形をしていますが、「 山 」です。
てっぺんに ” 木 (松の木)” が取り付けられているものは鉾ではなく、 山となります。
巡航終了後に、 見返り横の柳を持って帰り、 厄除けの粽と共に玄関に飾っておくと、 厄除けになるといわれています。
役行者山
山鉾の旗持ちは通常白装束ですが役行者山は、 山伏の装束をしています。
浄妙山
浄妙山も好きな山のひとつ。
すごく動的で、 まじかで見ると迫力があります。
八幡山
ご利益がありそうな山 。
まるで、 神社が巡航しているよう。
大船鉾
後祭の最後を巡航。
平成26年の復活に合わせて、 祇園祭本来行われていたように前祭と後祭の2回にわけて、 巡航が行われるようになりました。
船鉾もそうですが、 大船鉾でも、 舵の装飾がお気に入りです。
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