京都 祇園祭【神幸祭】山鉾巡行後の神輿渡御の見どころやルートなど 2026年7月17日
祇園祭は、実は7月の1か月にわたる長いお祭り。
7/1の「吉符入(きっぷいり)」から始まり、7/31の「疫神社夏越祭」で幕を閉じます。
華やかな山鉾巡行や「コンチキチン」の祭り囃子がお馴染みだけど、実は祭りの本義・真髄は、その後に執り行われる「神輿渡御」にあり。
「神幸祭(しんこうさい)」は、祇園祭において最も重要な中心行事。
今回は、山鉾巡行の熱気冷めやらぬ都大路を神輿がダイナミックに駆け抜ける、神幸祭の歴史や3基のお神輿の特徴、そして見どころやルートなどを案内します。

ちなみに、祇園祭は八坂神社のお祭りです。
祇園祭 神幸祭
八坂神社の三基の神輿が氏子区域内を巡幸。
三基の神輿はそれぞれ違うルートで、四条寺町西入ルの御旅所に到着し、お神輿は7月24日まで御旅所に留まります。
| 日時 | 2025年7月17日 |
| 場所 | 八坂神社⇒氏子区域内⇒御旅所 神幸祭の詳しいルート |
| 時間 | 18:30:八坂神社石段下(西楼門前)出発、23:30:御旅所にお神輿安置 四条御旅所の地図 |
※内容・時間等は変更されることがあり
※訪れる場合は神社HPを確認してください
祇園祭の真髄!「神幸祭」と山鉾・神輿の深い関係
祇園祭の起源は、平安時代に疫病退散を願って行われた神泉苑での「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」にさかのぼります。当時は、荒ぶる強い神様である素戔嗚尊(スサノヲノミコト)にお出まし願うため、66本の矛を立ててお神輿を送る神事でした。
山鉾が巡行することで町中の疫神を集めて祓い、都大路を清めます。そして、山鉾巡行によって清められた町を、神様のお神輿が通り、本格的に地域を清めていきます。
7月17日の「神幸祭」は、八坂神社から神様が街へとお渡りになる日。ここから24日の「還幸祭(かんこうさい)」で神社へお戻りになるまでの間、神様は四条寺町にある「御旅所(おたびしょ)」に滞在されます。



山鉾巡行だけで終わらない、これこそが祇園祭の本義です。
八坂神社から出御する3基の神輿とそれぞれの特徴
神幸祭で主役となるお神輿は全部で3基。それぞれに異なる神様が乗り、屋根の形や装飾にも異なる特徴があります。
中御座(なかござ)
八坂神社の主祭神である「素戔嗚尊」をお祀りする神輿。屋根は六角形で、その上には鳳凰が輝ています。担ぎ手はウロコ紋の法被を着用し、荒ぶる神にふさわしく「ホイット、ホイット」という掛け声とともに力強く荒々しく担ぎ上げるのが特徴。
東御座(ひがしござ)
素戔嗚尊の妻である「櫛名田姫命(くしいなだひめのみこと)」をお祀りする神輿。屋根は四角形で、上には擬宝珠(ぎぼし)が冠されています。法被には「若」の文字が描かれています。
西御座(にしござ)
素戔嗚尊の子供の「八柱御子神(やはしらのみこがみ)」をお祀りする神輿。屋根は八角形で、その上には鳳凰がのっています。担ぎ手の法被には「錦」の文字。
神幸祭の見どころと運行ルート
神幸祭当日、神事としての緊張感と熱気が最高潮に達する注目ポイントを案内します。
夕刻のハイライト!石段下での「差し上げ」
17日の16時に八坂神社で神幸祭の祭典が行われた後、3基の神輿は境内を回り、南楼門から出御します。 一番の見どころは、18時30分頃に「祇園石段下(八坂神社西楼門前)」へ3基の神輿が集結する瞬間。
男衆たちが2トン以上もある神輿を豪快に担ぎ上げ、威勢よく「差し上げ」を行う姿は圧巻の一言。割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、お祭りの熱気は最高潮を迎えます。
四条御旅所への渡御
石段下での勇壮なパフォーマンスの後、3基の神輿はそれぞれ所定のルートに分かれて氏子区域内を巡行。
神幸祭の詳しいルート (八坂神社公式HP)
神輿は、21時から23時前にかけて、相次いで四条寺町の「四条御旅所」に到着します。
願いを叶える「無言参り」の始まり
神輿が御旅所に無事おさまると、その夜から24日の還幸祭までの7日間、神輿が奉安されます。
この期間中、芸妓さんや舞妓さんたちが願いを込めて、四条御旅所の神輿の前へ7日間毎晩「無言」でお参りする「無言参り」という、優美で神秘的な習わしもあります。
祇園祭さらに詳しく
元鉾町在住で山鉾巡行経験者が案内します







祇園祭の山鉾巡行は、7/17の前祭(さきまつり)と7/24の後祭に分かれて行われます。
| 祇園祭 山鉾 | |
| 前祭 | 鉾:長刀鉾、月鉾、菊水鉾、函谷鉾、鶏鉾、放下鉾 曳山:岩戸山 船鉾:船鉾 傘鉾:綾傘鉾、四条傘鉾 舁山:螳螂山、保昌山 (ほうしょうやま) 、孟宗山 (もうそうやま) 、占出山 (うらでやま) 、山伏山、白楽天山 (はくらくてんやま) 、霰天神山 (あられてんじんやま) 、郭巨山 (かっきょやま) 、伯牙山、芦刈山、木賊山 (とくさやま) 、油天神山、太子山 ※順不同 |
|---|---|
| 後祭 | 曳山:南観音山、北観音山、鷹山 船鉾:大船鉾 舁山:鈴鹿山、浄妙山 (じょうみょうやま) 、橋弁慶山、役行者山 (えんのぎょうじゃやま) 、黒主山 (くろぬしやま) 、鯉山、八幡山 (はちまんやま) ※順不同 |



山鉾巡行の前に行われる宵山も祇園祭のオススメ。
山鉾巡行をホテルから楽しむ




祇園祭の宵山を楽しむホテル




何で八坂神社のお祭が祇園祭?
日本三大祭の「祇園祭」。八坂神社のお祭りです。



八坂神社のお祭なら、八坂祭なのでは ? ?



素朴な疑問ですよね。
八坂神社について
八坂神社の歴史
飛鳥時代の656年に、高句麗からの渡来人が創建したといわれ、後にその子孫が「八坂」を名乗り、受け継いだといわれています。
ただ、八坂神社という呼び名になったのは明治になってから。
江戸時代まで八坂神社は比叡山延暦寺の末寺でもあったので「祇園感神院 (かんしんいん)」という寺の名前でも呼ばれていました。
つまり神社でもありお寺でもありました。
八坂神社 ご利益
ご利益は、病気平癒・家内安全・試験合格・良縁成就・商売繁昌など。



八坂神社の境内には、たくさんの摂末社があるから上のご利益以外も期待できます(^^)
2,3滴を肌につけると、身も心も綺麗になるという御神水が湧き出ている神社もあり。
八坂神社 アクセス
・市バス「祇園」バス停から八坂神社の西門まではすぐ
・京阪 「祇園四条駅」 6, 7番出入口から八坂神社の西門まで徒歩約5分
・阪急 「京都河原町駅」 1A, 1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分
・四条河原町交差点から八坂神社の西門まで徒歩約9分
詳しいアクセスを見る
大阪方面から
京阪利用
京阪「淀屋橋駅」・「北浜駅」・「天満橋駅」・「京橋駅」で特急[出町柳 行き] に乗車、「祇園四条駅」下車
⇒京阪 「祇園四条駅」 6, 7番出入口から八坂神社の西門まで徒歩約5分
JR+京阪利用
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、JR奈良線に乗車(JR京都駅が始発)
⇒ひと駅目の「東福寺駅」下車後、京阪本線に乗換、 [出町柳 行き] に乗車
⇒「祇園四条駅」下車、6, 7番出入口から八坂神社の西門まで徒歩約5分
JR+市バス利用
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、京都駅前バスターミナル(京都タワー側)へ
| D2乗場 | 86号系統 清水寺・祇園・平安神宮 行き 206号系統 三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き |
|---|---|
| 下車 | 「祇園」バス停下車すぐで『八坂神社の西門』 |
※ 京都市バスの掲載内容は経年と共に変更される可能性もありますので、京都市バス時刻表で確認してください。万一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
JR+阪急利用
JR「大阪駅」で新快速[京都方面 行き] に乗車
⇒「京都駅」下車後、地下鉄「京都駅」から [国際会館 行き] に乗車。
⇒「四条駅」下車後、阪急線に乗換
⇒阪急京都線「烏丸駅」から [京都河原町 行き] に乗車、1つ目の駅の終点「京都河原町駅」下車
⇒1A, 1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分
阪急利用
阪急「大阪梅田駅」で特急[京都河原町 行き] に乗車
⇒終点の「京都河原町駅」下車、 1A, 1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分
京都駅から
市バス利用
JR京都駅の中央口(京都タワー側)の前にあるのが京都駅前バスターミナル
| D2乗場 | 86号系統 清水寺・祇園・平安神宮 行き 206号系統 三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き |
|---|---|
| 下車 | 「祇園」バス停下車すぐで『八坂神社の西門』 |
※ 京都市バスの掲載内容は経年と共に変更される可能性もありますので、京都市バス時刻表で確認してください。万一、間違っていたとしても責任は負いかねます。予めご了承ください。
地下鉄 + 阪急利用
JR「京都駅」下車後、京都市営地下鉄 烏丸線「京都駅」で [国際会館] 行きに乗車
⇒「四条駅」下車、阪急京都線線へ乗換。 [京都河原町] 行きに乗車
⇒ ひと駅目の「京都河原町駅」で下車。1A, 1B出入口から八坂神社の西門まで徒歩約7分
八坂神社 近くの観光スポット
近くの観光スポットを見る
円山公園
八坂神社のすぐ東に広がるのが「円山公園」。
円山公園といえば『祇園枝垂桜』。左右に新しい枝垂桜も従えて一層華やかになりました。以前は祇園枝垂桜だけだったけど、左右に新しい枝垂桜が植えられたことで、いろんな角度から楽しめるようになりました。
花見小路通
八坂神社の西門から徒歩約3分にあるのが祇園の真ん中に横たわる「花見小路通」。花見小路通の四条通から南は石畳風に整備され、道の両側には京風情溢れる街並みが続きます。
「祇園甲部」 と呼ばれる※京都 五花街の中でも一番舞妓さんの在籍数が多く、最大規模の花街の中を通り、お茶屋で有名な一力亭があるのも花見小路通。これぞ京都という知名度が高い通りです。
※ 京都 五花街:祇園甲部・祇園東・宮川町・先斗町・上七軒の五つ。
大和大路通・繩手通
八坂神社の西門から徒歩約4分にあるのが「大和大路通・繩手通」。四条通~五条通からの間の大和大路通の周辺には神社仏閣や観光スポットもたくさんあって見所満載。
仲源寺 (めやみじぞう)
八坂神社の西門から徒歩約4分にあるのが「仲源寺 目疾地蔵」。
本堂に安置されているとても大きな地蔵様の右目が、なぜか赤くなっています。人々の目の病を引き受けて赤くなっているのだといわれています。現在も、眼病治療にご利益があるとして広く信仰されています。
祇園 新橋
八坂神社の西門から徒歩約5分にあるのが「祇園 新橋」。京都らしい街並みと白川、石畳が美しいエリアで、京都市の歴史的景観保全修景地区に指定。巽橋や辰巳神社も祇園 新橋に花を添えています。










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